フランボヤン寄席は馬石師匠をメインにおこなっていますが、基本は私の独断と偏見でいい!!と想える噺家さんに ご出演いただいて、落語をもっと好きになろう!ってところなんです。二つ目さん、前座さん、真打ちさん関係なく。 ただ、私が聴いて、いい!面白い!っておもえた人だけ。そうでないと情熱的に開催できないから。 以前から寄席で聴く圓太郎師匠を面白いなあと想っていたけど、まったく自分のとりつく島もない方だと想っていたので これは、まさかの開催でした。しかも「フランボヤンde圓太郎」ですし。。。
この日は、他にいい会がのきなみある日で、連休中日ということで、ぎりぎりまで予約も半分もいかずで実際は ひやひや。。。心臓がいたかったです。でも皆様優しいので、いろんな方へ宣伝をしていただきまして、 当日の朝を含めて、完売となりました。ありがとうございました! ぽん吉さんは、初めてなんですが、とってもキラキラとした未来を背負っている青年で、物怖じのまったくないくったくのない 非常にいいーー印象を受けました。
「元犬」
これは、馬石師匠に教えてもらったそうです。馬石師匠の動物ものは絶品ですもんね!とっても聞き取りやすい声と、 リズム感のいい、さすが若さいっぱいの感じで明るくて、それでいてどこか独特の雰囲気をもっているので、どこか面白いなって感じる前座さんでした。
一席目。さて、圓太郎囃子が流れる中、いよいよ圓太郎師匠が高座へ。お着物がいつも素敵なんですよね。貫禄でしょうか。
前座噺を圓太郎師匠がやると。。。それはもう濃厚な濃厚なつる。この噺はこんなに面白い噺だったけ????と
皆さんが想ったはず!
仲入り後
2席目「算段の平兵衛」
圓太郎商店で初めて聴いた噺なんですが、実は商店に来られてるお客様もいたんですが、圓太郎師匠がやりたい噺だったのです。 この噺は上方の噺で、あまりかけられる方はいらっしゃらないんですが、圓太郎師匠にはこの噺がとっても合ってるような気がするんです。 最後の方の畳み掛けるような算段が、もう息が苦しくなるくらいおかしい!それでいて、爽快感すら感じる。死体をさらに殺しちゃう噺なのに!! いいつか寄席でこの噺が聴ける日もあるかもですね☆