vol2
2014.09.14
出演 橘家圓太郎 前座さん 三遊亭ぽん吉

フランボヤンde圓太郎

フランボヤン寄席は馬石師匠をメインにおこなっていますが、基本は私の独断と偏見でいい!!と想える噺家さんに ご出演いただいて、落語をもっと好きになろう!ってところなんです。二つ目さん、前座さん、真打ちさん関係なく。 ただ、私が聴いて、いい!面白い!っておもえた人だけ。そうでないと情熱的に開催できないから。 以前から寄席で聴く圓太郎師匠を面白いなあと想っていたけど、まったく自分のとりつく島もない方だと想っていたので これは、まさかの開催でした。しかも「フランボヤンde圓太郎」ですし。。。

キラキラとふわ〜と

この日は、他にいい会がのきなみある日で、連休中日ということで、ぎりぎりまで予約も半分もいかずで実際は ひやひや。。。心臓がいたかったです。でも皆様優しいので、いろんな方へ宣伝をしていただきまして、 当日の朝を含めて、完売となりました。ありがとうございました! ぽん吉さんは、初めてなんですが、とってもキラキラとした未来を背負っている青年で、物怖じのまったくないくったくのない 非常にいいーー印象を受けました。

「元犬」

これは、馬石師匠に教えてもらったそうです。馬石師匠の動物ものは絶品ですもんね!とっても聞き取りやすい声と、 リズム感のいい、さすが若さいっぱいの感じで明るくて、それでいてどこか独特の雰囲気をもっているので、どこか面白いなって感じる前座さんでした。

レアってこうゆうことを言うのですね

一席目。さて、圓太郎囃子が流れる中、いよいよ圓太郎師匠が高座へ。お着物がいつも素敵なんですよね。貫禄でしょうか。 前座噺を圓太郎師匠がやると。。。それはもう濃厚な濃厚なつる。この噺はこんなに面白い噺だったけ????と 皆さんが想ったはず! 仲入り後

2席目「算段の平兵衛」

圓太郎商店で初めて聴いた噺なんですが、実は商店に来られてるお客様もいたんですが、圓太郎師匠がやりたい噺だったのです。 この噺は上方の噺で、あまりかけられる方はいらっしゃらないんですが、圓太郎師匠にはこの噺がとっても合ってるような気がするんです。 最後の方の畳み掛けるような算段が、もう息が苦しくなるくらいおかしい!それでいて、爽快感すら感じる。死体をさらに殺しちゃう噺なのに!! いいつか寄席でこの噺が聴ける日もあるかもですね☆

リラックスムードの中の楽しもう!という気持ち

これだけの方が入っても、ゆったりリラックスムードが漂うのは、このカフェの箱のおかげでもあります。 皆さんが声をあげて笑っているのが、とっても心地よくて、噺に魅き込む圓太郎師匠の力というか、噺家としてのすごさに息をのみました。 あらためて、師匠にお願いに上がった時の自分の無謀さに震えがきました。 でもね、圓太郎師匠をこうゆう空間で聴けるのってなかなかないから、そう今を生きている間に、いっぱい師匠の高座を感じたいじゃないですか。 ただそれだけの気持ちです。自分の感を信じて。賛同いただけましたら、幸いです。
ご来場いただきました皆様、宣伝拡散してくださった皆様、お友達などに声をかけてくださった皆様、遠いところからはるばる来て下さった皆様、 いつも会を手伝ってくれる仲間、そして会場のオーナー、スタッフ様に、心より感謝致します。
もっと気を抜かずに、最後まできっちりと会を運営いたしますことを心に誓いまして、お礼の言葉とさせていただきます。
いい夢をみれましたか?
また宜しくお願い致します。