vol14

2016,10,08


立川談吉 / 柳家緑太

初顔合わせ

柳家緑太二ツ目昇進落語会からはや2年。緑太さんの独演会というよりも、もっと刺激的な先輩と一緒にできないかなというところで 立川談吉さんにアタッックしました。本当は立川流はほとんど聴いたことがなかったのですが、談吉さんを聴きに行って、いいなと思いました。 素直に、いい落語されるなあと思いました。変な色事とかなく、純粋に古典をされる方というのに驚きました。
緑太さんとも合うんじゃないかなと思いましたので、早速お話をしてみました。

協会も違えば、入門時期も違うので、全くこの日が初顔合わせでした。緑太さんが色々裏方の事をやってくださりましたので、初めての連雀亭も なんとかなりました。やはり前座をきっちりされてきてるので、本当に手際がいい!!感動☆
というわけで、はじめしてトークから入ってもらいました。即興だったけれど、さすが二ツ目さんです。面白いトークでしたね(笑) 談吉さんが、すべて受け止めてくれてるような感じでした。まさしく緑太さんは、先輩の胸を借りるという形です。談吉さんって思っている以上に 大人で、楽屋の空気も少し張りつめて感じがしました。真剣さが伝わって来て、裏方をしていた私は、緊張のあまり言葉がでませんでした(汗)

勝負してるな緑太さん

「死神」でがつんと勝負してきた緑太さんが、昇進の頃より成長しているのが見えて、ちょっとだけ親の心境です(笑) 談吉さんは、余裕があるようにも見えましたが、純粋な高座が、人の心を惹くんだなあ。
この二人の共通点は、しっかりした古典と力の入り過ぎてない感じと、純粋な高座が魅力的だなと思いました。
お若いお二人をこれからも応援宜しくお願いします。談吉さんは、真打ちも近いでしょう。ますます芸に磨きがかかっているように思います。
本当は二回目も開催したいところですが、色々な問題がありますので、またいづれということで。。。