vol13
2016.01.24

出演:隅田川馬石 / 春風亭百栄 前座:桃月庵ひしもち

それがきっかけ

私事で恐縮ですが、初めて落語を聴いた噺家さんが、春風亭百栄師匠でした。
しかも落語を全く聴いたこともなく、全く興味もなく、百栄師匠の会のゲスト(お笑い)目当てで行ったのでした。
ところが、、、百栄師匠の落語を聴いた瞬間、雷に打たれたように体中に衝撃が走りました。
なんだろこれは...と自問自答。気付けば百栄師匠の追っかけとなっておりました。
百栄師匠しか聴いていない、落語ファンとは言いがたい初心者でした。そこから寄席に通うようになり、他の噺家さんを初めて聴いたのでした。
その中でも、隅田川馬石師匠に衝撃を受けました。
なんてロマンチックな高座なんだろうという夢を観るような衝撃でした。
それからだんだん落語ファンになっていった私でした。それが、この会の始まりです。

夢の二人会

ずっと、百栄師匠と馬石師匠はどこか似ていると思っておりました。正反対にいるようなんですが、なぜかその想いは、ゆるぎなく、心の中でずっと 思っておりました。ある日、馬石師匠が百栄と口に出してくれたのをいい事に、私に二人会をさせて欲しいととっさに口走っておりました。弱小落語会に預けてくれた 師匠に感謝です。そこから、「こてんこてんの会」は馬石師匠の命名でスタートしました。
なぜ古典のみなのか。それは、百栄の古典はいいよって馬石師匠が呟いていたからです。馬石師匠となら古典で勝負でしょう。

優しい雰囲気に包まれる

内幸町ホールにどれだけの人が入るか不安でしたが、なんとか満席にほぼ近いお客様においでいただき、師匠方も嬉しそうでした。 終止、優しい雰囲気が漂っていたように感じます。お客様も穏やかというか、師匠方のキャラクターと相まって居るというか。
相乗効果というのが正しいなら、本当にそれだと思います。お客様と演者がつくる空間だと思います。

百栄師匠が1回きりでという条件を出されたので、もちろんですと言いながら、とりあえず、そう言って後で口説こうと思ってすんなり承諾しました。 ごめんなさい(汗)馬石師匠もそういうタイプですので、そこは納得してくださいました。そして終わってみれば、次回を希望するお声の多かったこと!! お二人がどこか似ているというのも共感いただけたようです。こんなに嬉しい事はなかったです。本当に、終止私事で申し訳ありませんが、【夢の競演】だったのです。 ありがとうございます。皆さんがいい夢を観られたと願っております。